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塩分、糖分のとり方

【埼玉県さいたま市大宮区】 ★大宮駅前の糖尿病内科★

【糖尿病と食事】田中名誉院長・女子栄養大学教授

●塩分、糖分のとり方

①塩分のとりすぎがよくないのはなぜですか?

A:血圧が高くなりやすくなり、また塩分により食欲の増加につながるからです。

塩分のとりすぎは高血圧を招きやすく、高血圧になると動脈硬化性疾患を合併するリスクが高まります。また、糖尿病の人は食事療法を行って食事量を一定に保たなければなりませんが、塩気が強いものを食べると、ついごはんなどを食べすぎてしまいます。このような面から高血圧を合併した糖尿病患者さんの一日の塩分摂取量は6g未満が目標とされています。

 

②塩分をとりすぎないためにはどうすればいいですか?

A:うす味に慣れ、食材本来の味を生かした調理法や食品を選びましょう。

 使用する調味料の量を減らし、塩辛い漬物、つくだ煮、塩蔵品などの食べる量をできるだけ減らすことが減塩の第一歩です。麺類のスープなどを飲み干すことも控えましょう。インスタント食品などの加工食品は、保存性を高めるために塩分が多く含まれているので使いすぎは禁物です。素材本来の味を楽しみ、徐々にうす味に慣れるようにしましょう。

 

③食べすぎに注意したい糖分を多く含む食品は何ですか?

A:でんぷんや甘味が多い食品に注意しましょう。

糖分はごはんなどの主食類だけでなく、でんぷんや甘味が多いものに多く含まれます。注意したいのは、かぼちゃや芋、とうもろこしなどといったでんぷんが多い野菜と、甘い果物などです。ヘルシーなイメージがある食品でも、食べすぎると糖分過多になり、血糖値を上昇させます。また、甘くはなくても、せんべいやスナック菓子も糖分が多いので、食べすぎに注意しましょう。

 

 

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