糖尿病患者さんのフットケア
【埼玉県さいたま市大宮区】 ★大宮駅前の糖尿病内科★
糖尿病患者さんのフットケア
~守りたい!糖尿病患者さんの足~ ★糖尿病看護認定看護師★
糖尿病があると、神経障害(合併症)が起こりやすくなります。神経障害の中でも末梢神経障害に注意が必要です。
<末梢神経の種類と役割>
①感覚神経…熱い・冷たい・痛いなどを感じ取る ②運動神経…手足や顔などの動きを調節する ③自律神経…内臓の動きや血圧・体温などを調節する
両足のしびれ・痛みなど 「足」から症状が現れます
<神経障害の初期に現れやすい症状> 神経障害は左右対称に起こります
□足や足の指がほてったり、冷たく感じたりする
□砂利の上を歩く感じ
□足がしびれる(足の裏や指先)
□安静時や睡眠中によく足がつる
□足に虫がはったり、紙を貼ったように感じる
<糖尿病患者さんの神経障害>
感覚神経…熱い・冷たい・痛いなどを感じ取る ⇒ 知覚鈍麻 消失
運動神経…手足や顔などの動きを調節する ⇒ 足趾変形 骨突出
自律神経…内臓の動きや血圧・体温などを調節する ⇒ 汗腺機能の低下⇒亀裂 あかぎれ
~フットチェックから日常の観察を~
当院ではクリニックのすべての糖尿病患者さんに年1回足の知覚・感覚・反射の状態を調べさせていただきます。
皮膚の乾燥や血流の状態も観察した上で足病変の早期発見に努めております。
・足の運動から靴・靴下選びまで日々のケアについてご説明いたします。
疑問・質問などがありましたらお気軽にご相談ください。
~セルフケアが困難な爪のケア~
・肥厚爪、巻爪、視力低下により見えにくい時など爪切りが困難な時にはご相談ください。研修指導を受けたスタッフが爪のケアを行いアドバイス致します。