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お菓子と甘いもの

【埼玉県さいたま市大宮区】 ★大宮駅前の糖尿病内科★

【糖尿病と食事】田中名誉院長

●お菓子と甘いもの

①糖尿病の場合、お菓子や甘いものを食べてはいけないのでしょうか?

A:まったく食べられないわけではありません。

 糖尿病治療の基本の「食事療法」では、炭水化物(糖質)の影響が大きいため、甘いものを食べてはいけないと思われるかもしれません。血糖コントロールが不良の場合は禁止するべきですが、コンクリートがうまくいっている場合は、限られた範囲内で食べることができます。食べられる量は、一人ひとり異なりますので、食べ方や食べる時間、味わい方などとともに、主治医や栄養士に相談しましょう。

 

②ご飯(炭水化物)を減らした分、お菓子や甘いものを食べてもいいですか?

A:栄養のバランスが偏るので避けましょう。

 制限エネルギーの範囲内だからといって、好きなものばかりを食べていると栄養バランスが悪くなります。また、お菓子や甘いものは糖質や脂質が主な栄養素で、比較的高エネルギーのため、それらを食べるとほかの食事を減らさなければならなくなり、空腹を我慢できずに食べ過ぎてしまうなど、食事療法が継続できなくなることもあります。果物や牛乳などの乳製品を1日の適正なエネルギー量の範囲で、デザートや間食でとることをお勧めします。

 

③特に注意すべきお菓子や甘いものはどんなものですか?

A:一見、体に良さそうな甘いものに注意を。

 同じドリンク類でも、フルーツ入りのジュースなら体に良さそうに思われます。しかし、甘いもドリンク類は高エネルギーのものが多いのでお勧めできません。甘いヨーグルトやスポーツドリンクなども同様です。食品の中には「無糖」「カロリーオフ」などの表示のあるものがありますが、多くの場合は人工甘味料が使われています。人工甘味料は、甘くないと物足りなく感じてとりすぎてしまう恐れがあったり、おなかを壊すこともあるため、注意が必要です。

 

 

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