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歯周病予防

【埼玉県さいたま市大宮区】 ★大宮駅前の糖尿病内科★

【糖尿病と食事】田中名誉院長

●歯周病予防

①歯周病と糖尿病は関連があるのでしょうか?

A:歯周病があると血糖コントロールがしにくくなります。

 歯周病は歯周病菌の感染症です。糖尿病の人は感染症にかかりやすく歯周病発症率も高いと言われており、糖尿病の人の90%以上に歯周病があると考えられます。また、感染症があるとインスリンの働きに影響を及ぼすため、血糖値が上がりやすくなり血糖コントロールに支障をきたします。糖尿病治療では歯周病の治療や予防を行うことも重要です。

 

②歯周病になりにくい食べ方はありますか?

A:よく噛んで食べ、糖分が多いものは適量にしましょう。

 唾液には歯周病菌の繁栄を防ぐ働きがあります。よく噛んで食べると唾液が十分に分泌されるため、食事はゆっくりよく噛んで食べましょう。また、糖分の多い食品の摂取は歯周病を発症しやすくなるため、適量を守り、何度も間食するのは控えたいものです。なお、こうした食べ方は血糖コントロールにも有効です。また、正しい歯の磨き方を身につける。禁煙する事なども実践しましょう。

 

③歯周病の改善にはどんな栄養素に注目したらよいですか?

A:ビタミンCやビタミンK、カルシウムをしっかり取りましょう。

 ビタミンCや免疫力を高め、出血を防ぐ働きがあるといわれています。緑黄色野菜やかんきつ類に豊富です。また、ビタミンKには出血を抑える働きがあり、歯周病予防にもよいとされています。ほうれん草や小松菜などの青菜、納豆などに含まれています。さらに歯を強化するには、小魚や乳製品などに多く含まれるカルシウムも欠かせません。歯周病改善の一助として、これらを意識的にとりましょう。

 

 

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